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Greeting

絹村 悠
生成AIの登場により、技術や製品機能だけで競争優位を維持することは非常に難しくなっています。特に製品開発領域でのAI活用の進展により、差別化要素は瞬時に追いつかれてしまう時代です。また、AIの活用は競争に取り残されないために必須ですが、それ自体では持続的な優位性は生まれません。

こうした環境で重要なのは、顧客接点の深さと業務理解、そして独自データを軸にした戦略的な既存顧客向けGTM(Go-To-Market)戦略です。特に、カスタマーサクセス、コミュニティ、顧客教育、アドボカシーといった既存顧客向け施策が重要であり、顧客成果を起点とした価値提供を通じて、他社には真似できない競争優位を築くことが求められます。

この競争優位性を持つことで、既存顧客をベースに爆発的な事業成長を実現できます。本カンファレンスでは、国内外の先進事例や実践知を通じて、顧客理解と組織能力を活かし、AI時代に持続的な競争優位を築く方法を学ぶことができます。日本企業が再び世界で存在感を発揮し、顧客成果起点の成長を加速させるためのヒントを得る場です。
絹村 悠

Gainsight株式会社
代表取締役社長

TIME TABLE

KEYNOTE

基調講演

Erica Kuhl氏は、Salesforceで象徴的なTrailblazerコミュニティの立ち上げを牽引し、主要SaaSブランドにおけるコミュニティ戦略やエコシステム形成に多大な貢献をしてきました。既存顧客を中心とした戦略を通じて、商談のパイプライン拡大、大規模商談の受注、製品の活用促進、リファレンス顧客増加など、ビジネス成果を最大化する取り組みをリードした経験を持ちます。
本講演では、20年以上にわたるエンタープライズコミュニティ構築の経験をもとに、コミュニティや顧客向けの学習を戦略的な成長エンジンとして活用する方法、エコシステム形成の重要性、そしてあらゆる規模や成長段階の企業で成果を生む顧客主導のビジネス成長モデルの実践的な知見を共有します。

KEYNOTE

顧客成果を起点にグローバルでの
事業成長を実現するLinkedInの挑戦

LinkedInでは、世界中でサービスを利用する数万件に及ぶ顧客に対し、サービスを通したビジネス成果を届ける上で、顧客自身が、もしくは顧客同士のネットワークを通したセルフサービス環境の構築が不可欠でした。本セッションでは、LinkedInがポストセールス全体で、迅速かつ関連性の高い、一貫したセルフサービス体験をどのように実現したかを紹介します。 特に、顧客自身の学習体験や、カスタマーマーケティング、コミュニティに加え、生成AIを活用し、顧客成果とビジネス成果を最大化した具体的な事例を共有します。

SESSION

(仮)持続的成長を実現するラクスのGTM戦略
- スケール戦略と顧客起点経営の裏側に迫る

SESSION

既存顧客との関係性からビジネスを成長させる
- 新しいレベニューリーダーシップの形

SESSION

(仮)既存顧客こそ最大の成長源
― アカウント成長を支えるEnablementの実践

CLOSING

クロージングトーク

NET WORKING

ネットワーキング(懇親会)

OUTLINE

名 称
Customer-led Growth Leaders Summit
開催日時
2025年11月25日(火) 13:00-19:15(受付開始 12:30-)
参加費
無料(事前登録制)
主 催
Gainsight株式会社
対 象
B2B企業に所属する部長職以上、事業責任者、または経営層(CxO)